家の仔記念日 4年目
- white-swiss-sepherd
- 2019年2月24日
- 読了時間: 3分
2月11日はリファが我が家にやってきた記念日でした。
もう丸4年が経ちました(は、早過ぎる)。
ここでリファとの4年を振り返ってみました。
リファは、ここでも何度か書いてますが、大変難しい子です。
難しいというのは、多くの犬が問題なく通れる道をうまく通れないということです。
彼は殆どの物事をまずは「負」の側面から捉えます。
その結果、嫌な経験値が増えます。
そして次に似たような事象が起こった時、その嫌な経験値から判断するので、余計苦手意識が高まり、対応出来なくなります。
若い頃は多くの物にパニックになってました。

そんなリファは一般的には問題行動犬と呼ばれるでしょう。
最近ホワイトシェパードの悲しい話を耳にすることがたびたびあります。
飼い主の手に負えなくなった子が、飼育放棄されたり、通常の方法では無理だからと、とにかく力で押さえつける訓練所に入れられたり、外の犬舎に閉じ込められて、ただ水とご飯を与えられるだけだったり...。
おそらくそういった、一見手に負えないような子はリファと同じような思考回路なんだと思います。
シェパードは繊細な子も多いですからね。
私も当初はそうとう戸惑いました。
やることなすこと全て裏目に出て、リファの状態は身も心も悪化していきました。
でもそれは、リファをただ「犬」という大きなくくりで見ていたからうまくいかなかっただけだったんです。
リファは「犬」ではあるけれど、それと同時に世界に一頭しかいない「リファ」なんです。
10頭いたら10通りの個性がありますもんね。
車がダメだろうと、人が苦手だろうと、他犬が嫌いだろうと、それが「リファ」なんです。
「そんな犬がいたっていいやんかーっ。」
それを受け入れてから、私とリファ、意志の疎通がどんどん出来るようになっていきました。

でも、そのままでは彼の犬生は辛いことの方が多くを占めてしまいます。
少しでも苦手な物を減らして、毎日が楽しく過ごせるようにしてやりたい...。
ということで、これからもリファと私の二人三脚の修業は続いていくことでしょう。
まあ修業といっても楽しくやるのが基本ですけどね。
こう書くと、なんだか大変なことばかりのようですが、いや、実際大変でしたが(苦笑)、悪いことばかりじゃないんですよ。
リファはそういう繊細かつ慎重な分、人の心の機微や周囲の状況の変化にかなり敏感で、こちらが意図する事への理解力は半端ないです。
4年間一緒に過ごしてきた今、彼と私の繋がりはどんどん強くなっていっていますが、私の言った(もしくは思った)事を理解したリファの行動にはいい意味で驚かされることが多々あります。
あと、巷には人の癌を発見する犬というのがいますが、おそらくリファも見つけられると思います。
飼い主限定ですけどね(笑)。他の人には怖くて近寄れなーい(苦笑)。

リファとの5年目。
いっぱい見せてくれるようになった素敵な笑顔をもっともっと増やしてやりたいです。
そして来年の記念日には、進歩した状況をお伝え出来ればなあと思っています。
それにしてもほんっとにリファは可愛い!
親バカ飼い主のつぶやきでしたー(笑)。
リファままさん、為になるコメント有難う御座いました。
人間も十人十色ですよね笑
勝手にUPしてしまいましたが、ご容赦頂くのと、来年の家の仔記念日も宜敷くお願い申し上げます。
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