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犬と暮らすのって…

  • white-swiss-sepherd
  • 2018年2月27日
  • 読了時間: 6分

今月のブログは今日で3回目でした(前回のコメントに初めてと書いてしまいました)。

んで、リファママからリファくんと暮らして3年目のお便りを頂きました。

いつも勉強になるお便りです。

個人情報を伏せて、ブログにUpしても良いですよと仰って頂きました。

宜しければご覧ください。

犬と暮らすのって…考えさせられます。

ここから↓始まり始まり~

こんにちはー。

少々ご無沙汰しております。

ずっとメールしたかったんですが、なんやかんやとバタバタしております。

さて、これ以降はかなりの長文になりますんで、時間と体力のある時に挑戦して下さい(苦笑)。

さて、昨日2月11日は、リファがうちにやって来た日でした。

あれから丸3年経ちました!

あの日のことははっきりと覚えています。

午前中は仕事だったんですが、もう朝からそわそわしてました(笑)。

仕事が終わると急いで帰ってリファ父と合流し、ドキドキしながら橋本家に向い、子犬部屋を開けると、きれいにシャンプーされたリファが伏せておりました。

リファは我々を見ると、ゆっくりと立ち上がって、耳を倒し姿勢を低くして(子犬が母犬に甘える時のように)、寄ってきてくれました。

小さかったリファ(いや、世間的にはでかいけど)。

その時の私には、これから始まる予想外の出来事なんて想像も付きませんでした。

帰りの車の中で吐いてしまったリファ。

本来なら、ゆっくりと時間を掛けて車に慣らしてあげないといけません。

でも、私の仕事の都合で、どうしてもしょっぱなから片道40分のドライブをしてもらわなければなりませんでした(泣)。

しかも朝の渋滞の青梅街道。

ギリギリすぐ側をすごい音を立てて、ダンプカーが何台も走ります。

こちらがいくら気を付けて運転してても、急な割り込みをされたりして、急ブレーキ!

信号も多いですから、動いたかと思えば止まり、リファは何が起こってるのか全く理解出来なかったと思います。

当然のことながら、恐怖しか感じなかったでしょう。

ナイアガラの滝かっ?!と思うような大量のヨダレを垂らし、吐いたりウンチを漏らしたり...。

それが毎日、一日2回、繰り広げられました。

あまりにもひどいヨダレに、彼は車に乗る時はタオルで作ったヨダレかけを着けられてました。

それはいつしか「よだちゃん」と呼ばれるようになり、リファが大きくなるにつれて改良されてました。

今でもあれと似た素材のタオルを見ると、よだちゃんのことを思い出します(苦笑)。

仕事前にリファをきれいにして、夜遅く帰ってはまたきれいにして...時間的に結構大変でしたね。

仕事中は初日から大人しくしてくれてたんですが、今から思えば大人しかったんじゃなく、怖くてじーっとしてたんでしょうね。

そこに、人慣れした方がいいからと、色んな人に会わされ、触られ、私は知らず知らずのうちにリファの心を追い込んでしまってました。

いつしか彼は好奇心よりも恐怖心が勝るようになり、マイナス要因に敏感に反応するようになりました。

人は「撫でたりしてかわいがってくれる存在」ではなく、「得体が知れず、何をするか分からない存在」になってしまいました。

散歩も全くダメ。

外は「何かおもしろい物があるかもしれない空間」ではなく、「恐ろしい事が起きるかもしれない空間」に...。

人も外も慣れれば怖くなくなるはず!と、また私の誤った判断で、リファは辛い思いをしました。

どんどん状況は悪くなり、さすがの私もこれでは事態が悪化するばかりだと気付き、一旦人に会わすのも散歩するのも止めました。

私も今までかなりの数のワンコと接してきて、恐がりの子もいればはしゃぐ子もいて、色んな性格の子と付き合ってきました。

そして問題を抱えてた子も結構克服させてやれてたんですよね。

でもその経験で頭が固くなってしまっていました。

今までそれでうまくいってたんやから、それでいいはず、と。

でもリファは今までのワンコたちとは違う考え方をする子だったんです。

そりゃあうまくいくはずないですよね。

心を持った生き物なのに、マニュアルに当てはめようとしてたんですからね。

ちゃんとね、リファのありのままを受け入れてやれてなかったんです。

それに気付いてからは、彼はどんどん変わりました。

車も今では京都へ行っても(片道6時間)全く平気。

たまに眠ってる時もあります。

その他も絶対吠えるよねっていう場面でも吠えなくなったり、私が付いてれば、パニックを起こすこともありません。

そして何より、自分の気持ちをしっかり伝えてくるようになりました。

今までは、どうせこの人に言っても分かってもらえないと思ってたんでしょうね。

それが今や、文句まで言うようになりました(笑)。

文句を言う時は、回避出来ることなら止めますが、それはやってもらわんとねえというような事は、理由を言ってきかせると文句言いながらもしぶしぶやってくれます(苦笑)。

ほんとにね、声に出して文句言うんですよ。

「ハゥゥゥ~ン、グゥゥゥ~ン」っていう感じで(笑)。

今まで橋本家で楽しく暮らしてたリファ。

でもある日急に違う環境になり、理解を超えた恐い事がたくさん起こり、頼りたい人が全然自分の気持ちを分かってくれない...。

どれだけ辛く、心細かったことか...。

もうその事を思うと、心臓がギューッと痛くなります。

今のリファはすごく穏やかな顔になりました。

とても素敵な笑顔をたくさん見せてくれます(なんとか写真に撮りたいんですが、カメラ向けると絶対笑ってくれない(苦笑))。

私もね、自然と笑顔になってます。

ほんとにリファは幸せの塊です!

西洋では、犬は神の使いと言われます。

ほら、Dog(犬)を逆さまにするとGod(神)ですからね。

私もそれは当たってるなあと思います。

犬って、神様のお使いで、我々に足りないものを教える為にやってきてくれるんじゃないでしょうか。

神様の使いであるからこそ、飼い主がひどいことをしても彼らは許してくれるんです。

こちらが心開きさえすれば、それに喜んで応えてくれるんです。

犬たちは我々に多くのものを与え、教え、そしてその役割が終わると、神様の元に帰って行くんでしょう。

だから我々はお預かりした犬たちを大切に育み、責任を持ってきちんと神様にお返ししなくてはならないんだと私は思ってます。

幸せの塊のリファは、今日も我が家にいっぱい幸せを振りまいてくれてます。

リファには感謝の言葉しかないですね。

犬ってほんとにすごい生き物!

いやあここまで拝読ありがとうございました。お疲れ様です(苦笑)。

でもいかに私がリファに会えてうれしいかを、皆さに知って頂きたいんですよねえ。

カチャのこととかも書きたかったんですが、あまりにも長いんで、別メールにします(汗笑)。

※足に黒い物が付いてる写真は、雪野原で走り回り、全ての足の肉球を切ってしまったので、舐めないように靴下履かされてます(前足は白い靴下です)。

リファぱぱままさん、有難う御座います。

またのお便りお待ち致しておりますm(__)m


 
 
 

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