プロとアマ
- white-swiss-sepherd
- 2018年1月4日
- 読了時間: 5分
プロとは、
プロフェッショナル、略して「プロ」は、本来の意味は「職業上の」で、その分野で生計を立てていることを言い、「公言する、標榜する」が語源である。
しかし、日本語としての「プロ」という言葉には、派生として以下の意味が含まれる。
1、「認定プロ」のこと。統括する団体が認定した人。プロゴルファーやプロボクサーなど。多くの団体では賞金支給の対象になる。
2、専門家のこと。ある分野について、専門的知識・技術を有しているひと。
3、そのことに対して厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者がそれを認める行為を実行している人。
4、複数のグレードがある場合、高機能、高耐久として上位バージョンや装飾を廃した下位バージョンとしてつけられる。
ウキペディアより抜粋
アマとは、
アマチュア、略してアマ、また和語では素人ともいう。一般的には、以下に該当する人物を「アマチュア」という。
1、プロや専門家に匹敵する知識や技術を持っているが、職業として行うための資格を持っていないか、持っていてもそれを職業としていない人物。
2、知識や技術を持っており、場合によっては職業として行うための資格を持っているが、その技量がプロには及ばない人物。
ウキペディアより抜粋
年明け早々、堅苦しいブログになってしまいましたが、今年の干支は戌年と云う事で、当犬舎の考え方を改めて他様にお話している事を綴ります。
当犬舎の代表である橋本は上記から言うと「アマチュア」です。もちろん、有償取引行為を行っておりますので、資格は持ち合わせております。ただ、上記のプロフェッショナルの観点から言うと「繁殖業で生計」は立てておりません。お陰様で本業を持ち合わせておりますので、そちらで何とかギリギリ生計を立てております。
ちなみに、毎年の確定申告では「繁殖業」では赤字になっております。ただ、好きな事~趣味から派生した事であり、ゴルフもやらない(やれない…)、釣りも興味なし(美味しい魚は好き)、車やバイクも特段お構いなし(しかし、車が無いと不便なところに住んでおりますので車はあります)。たまにの温泉旅行に行き、美味しいものを食し、明光風靡なところを愛でるのが好きなだけの詰らない奴なんです。
ゴルフをやったり、釣りを致したりすると経費が掛かりますよね。同じく、好きな事~趣味から派生したアマチュアですので多少の赤字でも範疇内であればしょうがないと思ってます(かみさんは未だにブツブツ言ってますが…)。アマチュアと云う奴が繁殖業なぞするな!とお声が聞こえてきそうですが、逆に繁殖業だけで生計を立てているのは凄いな…(良い意味でも、別な意味でも)と思ってます。ただ、当犬舎は当犬舎、他犬舎さまは他犬舎さまなので、それぞれのお考えがお有りかと存じますので他者さまに意見はしない様に致しております。
幼少の頃は、獣医師か冒険家になりたかったものです。中学を卒業したら自転車で日本一周をしようと密かに目論んでおりましたが、親に見透かされて敢え無く断念(結構、自転車と道具は揃えておりました)。獣医師には到底なれる頭を持ち合わせておりませんでしたので敢え無く自滅。そんな私が紆余曲折の人生の途中で、獣医師は成れなかったけれど、勉強して(今でも勉強してまぁ~す)繁殖業を始めました。
本を読んだり、ネットで為になりそうなところを検索したり(これはおかしいなぁと云う記述も結構あります)、先人の方にお聞きしたり、譲渡先の皆さんにヒントを頂いたり、トリミングの方々に手解きを頂いたり、多くの獣医師にアドバイスや養生して頂いたりと当初から今まで教えを請う日々が続いております。良い意見やヒントを素直に吸収し、これからの繁殖に生かしていけるのは大変有り難く存じます。
このことは、いつ日か犬舎を廃業するまで頑張り続けようと思っております。
繁殖について、様々な意見がネットでも雑誌でも本でも云われております。
牝犬は生涯繁殖出来るのは2回までとか、3~4回、4~5回、5~6回までとか、色んなことを色んな方が云われております。
確かに、年2回来るヒート。ヒートが来る度に交配・出産を繰り返していたら牝犬のガリガリに痩せ細った身体が本復する事は無いでしょう。ノアもミルキィーもカチャも、出産後体重が四分の一から三分の一落ちます。出産後ではなく子育て中にどんどん体重が落ちていき、肋骨が見える位になるのです。そこでやっと子育てが終わり、ホッと一息付けるところで次のヒート。ここで交配なぞしようものなら身体が何時まで経っても元には戻りません!ですので、個人的には(当犬舎では)連続交配はしません。私は上記に述べたアマチュアですから。だから、アマチュアで良いと思っております。
で、何回繁殖出来るの?の問題。ネットでは言いたい事を書いてますが、どのような職業、身分や見識をお持ちの方が書いているのかが分かりません。ならば簡単。獣医師の先生に聞いてみました。それも5人の方に。だいたい皆さん同じ意見を仰ってくださいました。
「犬も哺乳類だから人間と同じく、5~6回繁殖しても大丈夫な子もいるし、難産な子もいるし(犬は安産と云うのは違うそうです…)その子の体調を見ながら行った方が良いですよ」と。
確かに、昔の日本は兄弟姉妹がいっぱいのご家庭も普通だった。今は環境や経済状況、バランスなどで少子化になってしまったのでしょう。これを人と犬を同じく当てはめてしまうのも可笑しいと思うし、かと言ってバンバン産ませるのはどうかと思います。
で結論は、その子の状態を鑑みて、いけると思ったら衣食住を更に準備万端に整えて挑みます。
って、書いてみたら当り前の事なんでしょうけど、アマチュアだから殊更に精進しなきゃね。
カチャは今年の5月で4歳になります。あと1回、2回(どうかな~)頑張ってくれたら嬉しいな。
去年の5月に出産したので、1年半空けて今年の秋に交配しようかなと思い準備致します。
その時には、今までお世話になった方々、これからお世話になる方々の協力の基、素晴らしい仔犬で新しいご縁が繋がれば良いかなと思います(ミハエルとカチャの仔だから素晴らしい犬では無い可能性が十分です、広告に偽り有りとはこのことかも…)
またその時節には、リファぱぱままさん!また東洋医学を宜敷くお願い致しますm(__)m。感謝
新年早々長々と連ねてしまいましたが、今年一年も皆様とお戌様たち(生きとし生けるもの全て)無事に本年を始められます様にお祈り申しあげます。

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